茶道炭・茶の湯炭

バーベキューなど炭(すみ)が活躍する季節ですが、茶の湯を沸かす際に使われる炭を茶道炭などと呼びます。

茶道炭は炭化温度400~700℃前後でつくる「黒炭」ですが、ただの燃料ではありません。
材料は、木質の硬いクヌギの若木を用います。
出来上がった炭は黒く、切り口は菊の花のように美しく、火がつけば微かな香りが漂う一種の芸術品です。

お稽古の前に、炭を起こし準備します。

暑い時期は風炉(ふろ)という移動できる炉が使われます。

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